今回はスタッフのユリィが久しぶりに出社したときのことをお話します。
JOY) あーー!ユリィだ!
Yulie) Hello! JOY元気にしてた?
J) 久しぶりだねぇ、どこ行ってたの?
Y) ロンドンよ〜。
J) ロンドン?・・どんなとこなの?楽しかった?
Y) とっても。JOYのためにロンドンがどんなところかお話してあげよっか。
J) わーい!・・ということで、ユリィ先生の最新英国事情のはじまりはじまりー。 Y)
イギリスといえば、JOYは何を思い浮かべる?
J) あの〜・・・アタマに変な黒い長いものをかぶって赤い服を着た兵隊さんと、2階建てバス。
Y) 衛兵ね(笑)。
実はあの人たち同じように見えて、役割によって制服が違うんだよ。馬に乗ってる人もいるし、バッキンガム宮殿の前でロイヤルファミリーの警護をしてる人たちもいる。
冬だったから衛兵交代式は一日おきにしかやってなくて、結局今回も見ることができなかったのは残念だったな。すごい人だかりができるだけあって、見る価値アリのようです。
あと、2階建てバスの「ダブルデッカー」は安全面から考えて、今後姿を消す運命なんだって。
確かに飛び乗り、飛び降りも危険だし(だから新しいバスは飛び乗り降りが出来ないようになっている)2階に上がる階段は急だし、お年寄りに優しくない(笑)。
ロンドンの風物詩がなくなってしまうのは寂しいことだけど。
J) バス自体がなくなっちゃうの?
Y) バスはなくならなくて、縦ではなく横に2台につながったバスになるそうよ。
ヨーロッパではこの形が主流なんだって。
他にイメージは?
J) そうだなー・・紅茶とか、英国紳士とか。シルクハットかぶって、ステッキ持って♪
Y) 向こうは本当に紳士の国だから紳士になるためのアイテムが揃うストリートもあるんだよ。
質の良いシャツ、オーダーメイドのスーツ、靴・・・それから普通のところではあまり着用してる人は見かけないけど、シルクハットにステッキもね。
あとはカフスとかでお洒落を演出かな(笑)。
JOYにもカフス買って来てあげればよかったね。
J) ソレハ食べられないから気持ちだけで充分だよぉ。
Y)
次は紅茶ね。
多分イメージするのはスコーンとかキュウリのはさまったサンドイッチで優雅に飲むアフタヌーンティだと思うけど、実はこれにも色々ランクがあるんだって。
軽食つきでお茶を飲んで長い間過ごすパターン、軽食なしで「お茶のみ」のパターン(日本で言う「お茶しよう」の類?)、逆に夕食を軽くしなければならないぐらいヘビーなパターンまで多数。
上流階級のお茶会とかそういうものまであるらしいから、奥が深いったらない。
それに加えて、リーフの種類だってもういーーーっぱいあるんだから、色々な楽しみ方ができて良いよね。
J) できれば全部体験してみたいなぁ。
Y) どこのカフェやホテル、さらにはファーストフードに入ってもおいしい紅茶が飲めるっていうのは、紅茶好きの私にとっては天国だった♪
あ、ちなみにイギリスでは基本「ミルクティ」です。(入れるか入れないかは別として)「レモンは?」とか言うと変な顔されるかも。
&私がオススメするのはハロッズとかフォートナム&メイソンで売ってる高級紅茶ではなく、スーパーで売ってる「PG」っていう紅茶。
普段使いに最高で、まろくて美味しい庶民の味です。
J) へぇ〜・・・。そうなんだ。スタッフ間では中国茶に続いて今度は紅茶が流行るね(笑)。
ねえねえ、あっちは美術館とかただだって聞いたけどホント?
Y) そう、ただ!お金取る場合もあるけど、「国立」だとほとんどfree。
場所によってだけど写真撮っても良かったりするんだから驚き!
(注:写真は撮影OKか否か、OKだとしてもフラッシュOKかを必ず確認してくださいね)
J) さすが古き良き物の残る街だね。
Y)
街並みからしてそうだからね〜。石造りの外観は本当に古いし、そういうものを残そうというイギリス国民の心意気が素晴らしい。
日本と違って地震がないから残っているっていうのもあるんだろうけれど。
逆に「古いものを壊して新しいものを建てる」ことをしないため、ロンドン市内の住宅事情は家賃が高すぎるの。
東京だってそれぐらい出せば都内新築マンションで駅から10分以内確保できるよ、っていうのに、ロンドンではお湯が出なかったり周りの音がよぉーく聞こえたり(笑)。
そういう不便さはあるけど、それも「らしさ」だったりするの。
J) 僕みたいに吠えちゃったりしたら、隣の人に怒られちゃうかな?
Y) 無駄吠えしなければ怒られないよ。でもねえJOY、向こうの犬たちはみーんなとても躾が良かったよ(笑)。
J) ギクッ
Y) 公園に行ってもみんなリードなしだし、吠えかかったりしないし、好きなように好きなだけ走り回っているんだけど、飼い主さんの言うことはみんなよぉーく聞いていたよ。
躾は飼い主の問題でもあるし、イギリスでは飼い主も犬も一緒になって教室のようなところに必ず入るらしいから、そういう努力も必要なんだと実感した。
今からでも遅くないよJOY、厳しくしつけようか?(笑)
J) ヤ・・ヤメテクダサイ;;
Y) (笑)ウソウソ。JOYは悪い子じゃないから、そのままでいてね。
J)
あぁ、良かった。
そういえばユリィ、大好きなサッカーは観て来なかったの?
Y) よく聞いてくれました!もちろん観て来たよ♪
プレミアリーグ・チェルシーVSウェストブロミッチ。すっかりチェルシーファンの私、恥ずかしげもなくユニ&マフラー巻いて応援してきました(笑)。
日本と違って黄色い声はあまり飛ばず(女性もいるけど、割と野太い声の人が多い。あと、女性のヤジは怖い!)心からチームを愛してるんだなっていうのが実感できて、本当に楽しかったよ。
個人的にはイギリス代表の「スーパーフランキー」ことフランク・ランパードとか同じくイギリス代表DF「ジョン様」ことジョン・テリーとか、サル顔のマティア・ケズマンには大騒ぎしたけれど、監督が渋くて一番好き☆
(モーリーニョ監督・言わなくていいことは言わず、勝利だけを見つめて結果を残す男。サムライ魂を持つ男前)
ちなみに、ウェストブロミッチには稲本がいるはずだったんだけどレンタル中で不在(笑)。
見損ねました〜。
J) ユリィ、イギリス生活本当に満喫できたみたいで良かったね。
そこに駄洒落好きのウッチャンが入ってきました。
ウッチャン) ユリィは長い間見ないと思っていたけど、イギリスに行っていたのか。
僕は「イギリス」という言葉を聞くと「ゴルフ」と「ラグビー」を連想するな。
イギリスは天候が不順なため、これらのスポーツは雨が降っても自然の状況下で行われるんだ。
そして二つとも「自己判断」に重きが置かれるスポーツなんだよ。
でも「ラグビー」について言わせてもらうと、僕は「土のグラウンド」よりも「芝のグラウンド」での試合を見る方が好きだな。
Y&J) 何でそう思うの?
ウッチャン) 「芝のグラウンド」の方が「勝ち負け」がハッキリするからサ。
だって「土」は「泥(ドロー)」というくらいだからナ。
Y&J)・・・・・・・・・・・・・お後がよろしいようでー!
いかがでしたか?今回もまたウッチャンのダジャレによって締めくくられてしまいましたが、ABJOY店舗では毎日こんな楽しい(寒い?)光景が繰り広げられています。
是非一度、ボクに会いに来てくださいね★
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